FX自動売買を利用する

By: Dennis Hill

FX自動売買とは自分の考えを取引方法に反映させ手作業でトレードすることの反対で、インディケーターなどを使用し厳格なルールを決めて取引をすることです。裁量取引ではその場の雰囲気や経験などに手法が左右されるところがあるので、人に伝える際にも再現性に乏しいというマイナス面がありますが、FX自動売買ではその心配はありません。

ですので有効なルールがあるのであれば人に伝授することも可能なのです。FX自動売買では通常複数のインディケーターの数値を利用します。トレンド系やレンジでのリバウンド狙いなど手法によって、MACDや移動平均線などのトレンド追随型の指標、RSI,ストキャスティックスなどのオシレーターを利用するのか違いがあります。プログラミングが得意な人であれば、自分で取引しなくても取引ルールを書き込めば機械が自動で取引をしてくれます。

大手のファンドなどで歴史的に有名なのはタートルズでしょう。手法を伝授するということで全くの素人を試験で選抜して採用しました。ルールは意外と単純でブレイクアウトのシステムなのですがマネーマネジメントや損切りなども厳格に決められているのです。どんなに実績のあるFX自動売買でも人間の中にある独創性を発揮したいという気持ちが邪魔をしてルールに従えないことがあります。FX自動売買を遂行する上での敵は実は自分自身なのかもしれません。

また、LTCMという巨大ファンドはノーベル賞受賞者を看板に掲げ、市場間のアービトラージをシステム化し実行していました。取引ルール自体には穴はなかったのですが、会社で扱う金額が巨大となり流動性が低下して損を出し、顧客のお金を失い会社も倒産してしまいました。FX自動売買が有効なのは巨大なマーケットで流動性が高いことが第一の条件です。システムに優位性があっても取引できるのは年に1回のみなどだと機能するかのデーターが少なすぎるのです。

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